収録作品:
- はじめに
- 第一章 運の考察
- 博打は金のやりとりであると同時に、運のやりとりである
- ツキを確実にキャッチし、一杯に使う
- 運にもいろいろなサイクルがある
- リスクのない仕事はかえって危険
- 徹底するのが、運を利用するコツ
- 相手の弱点につけ込んで、欲を出してはいけない
- 運も交換法則で成り立つ
- ギャンブラーは根拠のないものには金を使わない
- 一人の人間の運・不運はプラスマイナスゼロ
- 運は何代にもわたって、貯金される
- 神に寄り添うことで勝つ
- 偶然の出会いも運が決める
- 今日の一四勝一敗は明日の一勝一四敗
- 完璧を求めるのは間違い
- フォームは運を測定するモノサシ
- 自分のフォームは自分のペースで守る
- 個人の総合的な能力差はない
- 人格破産との闘い
- フォームを変えるとき、ラック(幸運)が起こる
- 偶然は一番神聖である
- 第二章 ギャンブルの世界と宿命
- “自然の理”を総合的に理解する
- 命まがいのものを賭けて、初めて相手を認識できる
- 原理が単純なゲームほど奥が深い
- あるのは“勝者”と“敗者”だけ
- 努力よりも、運と偶然
- 強きを助け、弱きをくじく
- イカサマを成り立たせるためのバランス
- 安全で便利なものなどない
- 鉄火場の人間関係は軍隊と同じ
- 誰でも本気といいかげんが入り混じる
- 怠惰を求め、勤勉に行きつくギャンブラー
- ギャンブラーは一回の勝負で、歴史の縮図を生きる
- ギャンブルは戦争と同じ二律背反をもつ
- 得をすれば、それに見合うリスクも背負う
- 燃えて運を引き寄せる
- ギャンブルの終着駅
- 第三章 勝ちしのぐための知恵と技術
- 一%のもつ拡がり
- ギャンブルはまず自分の運の測定から
- 初めての種目は、特徴の認識がカギ
- よりハングリーな方が勝つ
- 自己管理の意味は広い
- コントロールとダイヴィング
- 常識の虜になるな
- 『危険率』と『配当率』の両面で考える
- 勝負は間髪の差で決まる
- 反射神経を身につけるには五年
- アンサンブルを認識せよ
- 主役との勝負は避けよ
- 他人が実行していることより、先に出る
- 若いうちはまず、仕掛けること
- 落ち目の人の逆を行け
- 本能の力は奥が深い
- 市民生活にも息づく鉄火場の知恵
- 第四章 ギャンブルの実践
- I麻雀入門
- “雀聖”の麻雀
- 勝負に向く性格と向かない性格
- 麻雀は運10のゲーム
- 手作りのコツ
- 二度目のチャンスを勝った者が、勝ち
- リーチはツキを測定する絶好の機会
- 偶然の中に必然を見る力
- 阿佐田哲也の“鏡”
- IIカジノ入門
- 心理戦のコクを味わう
- カジノの第二原則
- カジノはトータルで勝つことを考える
- ディーラーが強く見える演出
- ディーラーと勝負するための手引き
- 星取表には数も書く
- 本当の勝ち負けはトータルで決まる
- 第二原則の弱い部分を攻めよ
- ギャンブルのもつ二律背反
- 第五章 人生への応用
- ギャンブルの知恵は、人生にも通じる
- 自分固有の作戦をたてる
- 二番手の強さ
- 幸福も使えば減る
- スケールを大きくするには正攻法で
- 欠点は克服せずに、守り育てよ
- 愛することも認識を拡げること
- 源は愛情である
- 生きることも“偶然”
- 大きなものと比べる
- ほとんどのことは、にっちもさっちもいかない
- 行きつく先は、結局“原点”
- 人はみな“最高”を求める
- 人は『理屈+自然の理』で動く
- 『生きる権利』など本当はない
- 第六章 ギャンブルの中の男と女
- 男のギャンブル・女のギャンブル
- 女は便利に暮らしたがる
- 男はセンチメンタルらしい
- 女性雀士は闘争的
- 男は暴れて死に、女は恥をしのんで生きる
- 女はギャンブルに向かない
- 男は難しくしたがる
- 極め球を二つ以上
- 男はひどく凝り性である
- あとがき
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