Cooking 1:お料理講座その1
もつ鍋
博多弁ファンのみなさま、こんにちは。博多弁講座へようこそ。
さて今回は、博多の料理「もつ鍋」について勉強していきましょう。
- 材料
- もつ(牛もつが望ましいがなければ豚もつでも可)
- キャベツ(鍋にはいるだけ)
- にら(好みに応じて)
- にんにく(好みに応じて)
- たかのつめ(好みに応じて)
- しょうゆ、ほんだし、みりん、酒、塩など(適当に)
- 以下は鍋のあとのお楽しみ用です。
- チャンポン麺(食べるだけ)ないときはうどんでも代用できます。
- ごはん(雑炊用です)
- 注意!
- もつ鍋はあくまでもしょうゆ味がベースです。みそ味のものはもつ煮と
いって全く別なものです。(もつ煮はもつ煮でおいしいけどね)
- 作り方
- スープの素を作ります。なべに水を3〜5センチほど入れ、
そこにしょうゆ、ほんだし、みりん、酒、塩などを適度に入れて
味を調節します。このとき重要なのは、このスープの素は
キャベツから出る水分で薄められ、またキャベツともつの甘みが
加わることによって最終的なスープへと変化することです。
ですから、スープの素の量や味は最終的なスープの味を想像
しながら調整して下さい。(この辺に経験の差が出ます)
- もつをいれます。
- キャベツを適度な大きさに切って入れます。このとき、スープの素に
キャベツが浸らないからと言って、スープの素を増やしたりしない
ように。キャベツからは異常なくらい水分が出ます。スープの素の量は
キャベツの高さの4分の1以下くらいが目安です。
また、キャベツはなべからはみ出しているくらいでOKです。熱を
加えると水分を出して縮んでなべの中に収まります。
- にらを5センチくらいの長さに切ってキャベツの上にのせます。
- にんにくを厚さ2ミリくらいで輪切りにしてキャベツの上にのせます。
丸ごと食べたい人はそのまま入れてもOKです。
- ここでたかのつめを上にのせてもいいのですが、たかのつめを煮込むと
非常にからくなりますので注意して下さい。
- あとはこの上にふたをのせ、火をつけます。途中であんまりかき混ぜたり
しない方がいいでしょう。
- 一番上のキャベツまでスープが上ってきて、食べられそうな雰囲気に
なってきたら出来上がりです。
- 具がなくなってきたらチャンポン麺(うどんで代用可)を入れて
みましょう。スープの出来映えにもよりますがとってもおいしいです。
- さらに、最後はごはんを入れて雑炊にしましょう。もつ鍋のうまさを
余すことなく堪能できます。
はい、どうもおつかれさまでした。また、次のレッスンでおあいしましょう。