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【工房日誌】バグ駆動型開発

カテゴリー: | 2003年08月20日 01:31

会社で話してみたらけっこうウケたのでここでも書いてみる。バグ駆動型開発の話。

テスト駆動型開発(テスト駆動開発/テストファースト)というのを聞いたことがある人は多いと思います。
XP ( eXtreme Programming エクストリームプログラミング ...ワシも修行中 ) で提唱されている手法で、
従来の「設計 -> 実装 -> テスト」という流れではなく、「テスト -> 実装」という流れでソフトウエア開発を
行うものです。

で、そいつを一歩進めて「バグ -> テスト -> 実装」でいいじゃん、というのがバグ駆動型開発です。
ただ、ここでは「バグ」といっても従来の不具合のみを指すのではなく、実現して欲しい機能や
要求・要望までを含んだものを指します。
開発に関わる ToDo であると置き換えて考えてもいいでしょう。

で、そういったものを実装前に全てバグトラッキングシステムに登録するところから開発作業が始まります。
普通の開発フローであれば「要件出し」「仕様作成」といった作業を、バグトラッキングシステムを使って
やるわけですね。XPではストーリーやタスクを決めていく作業に相当すると思います。

で、そういったものがある程度バグトラッキングシステムに登録されたら、担当を割り当てて
実装作業を進めていけばいいわけです。
XPではこの辺はタスクカードで管理するのですが、満たすべき要求に対する進捗度合いや、
各要求・要望の現在の状態(調査中とか作業中とか保留とか)を管理しやすくなるし、
検索性や、統計データの再利用性が格段に向上するのでなかなか良いのではないかと思います。

ただ、うちの会社でこれを実現するとなると...
自分 ( or この仕組みの良さを理解してくれる人 ) がマネージャになるしかないなぁ。
正しい事をしたければ偉くなれ、か。



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コメント (2)

rn:

あ、踊る大捜査線。ATOKはコレが変換できない。2は3回くらい観たい。

ろな:

2まだ見てないんだよね。今週末見に行けるかな?

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