【ロナレッジ垂れ流しセンター】花を贈ろう
カテゴリー: ロナレッジ垂れ流しセンター | 2003年10月05日 03:37
御閲覧ありがとうございます。ロナレッジ垂れ流しセンターお客様担当のろなでございます。
本日は、女性への贈り物に悩んでいる方向けのステキなナレッジを垂れ流します。
該当されるお客様(特に先日の呑み会で私に説教されたり宿題を出された方々)は
メモのご用意をお忘れ無く。
女性に気持ちを伝えたいとき、あるいは祝福したいとき、はたまたちょっとしたプレゼントとして、
お客様は相手の方になにを贈られますか?
食べ物?...旅行に行ったおみやげなどであれば妥当な線ですが、そうでなければ
やめておいた方が無難です。
まず好き嫌いがありますし、太ることを気にしている女性が多いので、あまり
喜ばれない場合が多々あります。
貴金属?...あなたの財布が無尽蔵であればそれもいいでしょう。
ですが、あまり親しい関係ではない女性(友達以下の関係)に貴金属を贈ると
大概の場合は気持ち悪がられたり引かれたり受け取りを拒絶されたりします。
まあ、たまに「誰からもらおうと貴金属は貴金属」と割り切る方もいますが...
えー思いあまって手作りの品などを贈る男性がたまにいますが、かなり親しい相手か
あなたにベタ惚れな人でない限り、ほとんどの場合は気持ち悪がられたり引かれたり
受け取りを拒絶されたりその場から走って逃げられたりします。
その他、いろいろと世の中には贈り物がありますが、相手の好みが詳しくわからないとか、
相手との距離感が微妙...といった場合にはなかなか選択が難しくなります。
(逆に、相手の好みがわかっているならばその品を、あるいは相手とかなり親しければ
どんな品を贈っても、きっと相手に喜ばれるでしょう。)
じゃあなにを贈ればいいんだYo! とおっしゃる方におすすめなのが「花」です。
女性は花を贈られた場合、マイナスの感情を持つことはほとんどありません。
ほとんどの方は喜ばれるでしょう。
だからといってそんなに親しくない相手に、抱えきれないくらいのバラの花束を贈ったら、
お客様がキムタクくらいかっこよくない限りは気持ち悪がられたり(以下略)
ということで、前置きが長くなりましたが、本日は女性に花を贈るためのナレッジを
垂れ流したいと思います。
まず、いきなりですが予算の話です。
と言っても、花を日常的に買われない方には相場なんてわかりませんよね。
では、まずは花屋さんに行ってみて、まわりを見渡してみましょう。
...。はい、わかりましたね。そうです。花の値段はピンキリなのです。
ということは、予算としては「お客様の気持ち次第」ということになるのですが、
それではあんまりなので目安をお教えしましょう。
まずは下の方から。
一般的には1000円の花束であれば通常の用途では全く問題ないものに仕上がります。
お客様がお小遣いの少ない中高生でいらっしゃったり、あるいはお友達などにほんの気軽な
プレゼントとして贈られるつもりであれば、500円でも何とかなります。
それ以下となると花束は無理ですが、1本の花を贈答用にしたててもらうことで
300円でもなんとかすることができるでしょう。
次は上限です。
一般的な花束の場合、3000円を超えるようであればサイズ的にかなり大きなものになってきます。
男性はすぐ「大きいことはいいことだ」と思いがちですが、花束の場合は
ほどよい大きさのものの方がかわいらしく見えるため、あまりに大きなものは避けたいものです。
ということで、一般的な花束であればギリギリ上限3500円くらいだと思います。
もっともかわいらしくできるのは1500円から2500円くらいでしょう。
単価の高い花を使って花束を構成する場合は5000円や7000円になることもありますが、
状況に応じて判断して下さい。
ちなみに、時期や店にもよりますがバラは一般的に単価が高いです。
一発勝負で、あるいはネタで、抱えきれないほどのバラの花束を贈りたい方は
単価が安くて通販に対応している店をネットなどで探してみて下さい。
何社かあるようです。
次に花屋さんの選び方です。
最近ではネットでも花屋さんが多くなってきました。遠隔地の相手に贈ったり、イベント
(結婚式の2次会やお誕生日・成人の日)などの場合には便利なものです。
ですが、相手の方に直接手渡しするための花束を手に入れるには、やはり普通の花屋さんに
自ら出向く必要があります。
お店を選び基準としては、ぱっと見てそれこそ「華やかな感じ」がするところで、
そこそこの大きさの店構え(一般のコンビニの半分くらい)があり、花用の冷蔵庫が
ある、といったものが挙げられます。
また、店員さんがあまりに忙しそうにしている店はやめておいた方が無難です。
理想としては、店員さんが常時複数名いるところがよいでしょう。
それから、花屋さんが開いている時間には仕事などで花屋さんに行けない、という方は
地元の繁華街(飲み屋など深夜営業の店が多い地域)を探してみて下さい。
そういった地域には大抵の場合深夜まで営業している花屋さんがあります。
それでもダメならネットで通販するか、近所のお店に電話で注文して配達してもらうことになります。
ちなみに、なぜ繁華街に花屋さんがあるかというと、酔っぱらいオヤジが
飲み屋のおねーちゃんや家で待つ奥さんに花を買っていくことが多いからです。
あとは深夜営業のお店から、店に置く花を注文されたりすることもあるからです。
そういった花屋さんには比較的見栄えのいい花が取りそろえてあるというのも
特徴の一つですね。(その代わり単価は高くなりますが...)
お店が決まったら、次は花の買い方です。
ここで、どうやって買ったらいいのかわからずに挫折するお客様が多いと思います。
大丈夫です。ごくごく簡単な方法をお教えします。
まずはお店に行きましょう。
そして店内を見渡し、店員さんを確認します。店員さんが複数いる場合は、
花束を贈る相手に近い年齢の店員さんか、経験が豊富そうな店員さんを選びましょう。
店員さんにターゲットを決めたら、つかつかと歩み寄っていき、一言
「花束が欲しいのですが」と言いましょう。
基本的にはこれで終わりです。あとは店員さんが必要事項を質問してきますので
それに答えていけば、しばらく後に花束が出てきます。簡単ですね。
なお、たまに気の利いてない店員さんに当たってしまった場合には、必要事項を
聞かれないままエライ目に遭うこともありますので、店員さんに伝えるべき事項を
以下に列挙しておきます。
●予算
予算を「1500円くらい」等と伝えましょう。ほとんどのお店では外税ですので、
実際には告げた金額に消費税を加えた額のお支払いとなります。
店によって、実際に花束に使った花の値段を足していき、合計して細かい金額を出してくる店と、
特に計算もせず最後に予算額をそのまま請求する店とがありますが、
郷にいれば郷に従えで、後者の店でも文句を言うのはやめておきましょう。
というのも、実際には足してみると予算よりちょっと多めに花が使われていることがほとんどで、
実のところ「おまけして予算額ぴったりでいいよ」ということだったりするからです。
●花束のイメージ
作って欲しい花束のイメージを店員さんに伝えましょう。
抽象的に「かわいい感じ」「春らしい感じ」でもいいですし、「○色の花を中心に」という
具体的なイメージでもOKです。
あるいは、贈る相手の年齢や雰囲気、関係、なにに使う花束なのかなどを
伝えるのもよいでしょう。
また、相手の好きな花や誕生花、自分の思い入れのある花や
花言葉的に入れたい花がある場合はそれも伝えましょう。
その花が単価が高く、結果的に花束が寂しくなりそうなときは、きっと店員さんが
そのようにアドバイスしてくれますので、花をあきらめるか予算を上げるかしましょう。
ちなみに、妙齢の女性に花束を贈る場合のおすすめは、
「予算は1500円から2000円くらい、かわいらしい感じで、丈を短くしてブーケ風に」
です。これならほとんどの方に喜んでもらえます。
また、予算についてはすでに述べたような感じですが、上限より高額の予算で
行きたい場合は、単価の高い花を入れることで全体のサイズを抑えてもらいましょう。
なお、あまりにも花の種類や数を指定しすぎるのは、お客様がフラワーコーディネーターや
生け花経験者でない限りは考え物です。
よく誕生日に相手の好きな花を年齢の数だけ花束にしたい、という方がいますが、
花の種類と本数によってはエラくデカイものになってしまいます。
花屋の店員さんはプロですので、イメージを伝えてあとはお任せするか、あるいは
「こんなの贈りたいんですけどどうですかねぇ?」とアドバイスを求めるようにした方が
いいものが手に入ります。
ここまでで花束を作ってもらうために必要なことは全て終わりました。
あとはあなたの目の前で店員さんが花束を作ってくれることでしょう。
なお、たまに店員さんに「こんな感じになりますがいいですか?」と聞かれることが
ありますが、迷わず「はい、それでお願いします」と言いましょう。
というのも、散髪屋さんとおなじで、そう聞かれるときには大概取り返しの付かないところまで
工程が進んでしまっていますので、今更なにを言ってみてもどうにもならないからです。
(まあ、花の場合「あと数本増やす」といったことはできる余地はありますが。)
これで花束が手に入りました。あとは相手の方に渡すだけです。
花は生き物なので、なるべく早く渡すようにしましょう。
渡すまでに時間があいてしまう場合には、なるべく冷暗所で保管するようにして下さい。
それでは、お客様の成功をお祈りいたしております。
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