あなたにも使える博多弁講座

Lesson 5:「ばり」(強調)


博多弁ファンのみなさま、こんにちは。博多弁講座へようこそ。さてレッスン5では、 博多弁で強調をあらわす「ばり」についてふくこちゃん、ひろしくんといっしょに勉強していきましょう。 この「ばり」は博多弁の会話の中で頻繁にもちいられている言葉ですので、ぜひともその使い方を身につけたいですね。

なお、解答用紙提出用のフォームを利用して解答を提出すると、リアルタイムに 採点・判定します。全問正解だった場合には認定証を表示して、即座に認定者一覧に 掲載しますので、ふるって挑戦して下さい。(^^)/ また、フォームが利用できない方、フォームを利用するのがいやな方は 各レッスンの認定問題の解答と、「博多弁講座レッスン○」と書いたメールを rona@ronax.net までお送り下されば認定メールを返送し、認定者一覧に掲載いたします。

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Lesson 5
博多弁 「ばり」
日本語 「とても〜」 (強調)

例文(博多弁)
ひろし:うわ!この明太子ばりから!
AU file (13KB) WAV file (18KB) Real audio file (6KB)
ひろし:うわ!この明太子とてもからい!
解説
さて、この例文でもわかるように、「ばり」は、日本語の「とても」 英語の「very」と同じような意味をあらわします。
次に、もう一つ例文をどうぞ。
例文(博多弁)
ふくこ:私の作ったお弁当、ばりうまばい。
ひろし:なんば いいよっとや、ばりまずたい。
AU file (33K) WAV file (45K) Real audio file (9KB)
ふくこ:私の作ったお弁当、とてもおいしいよ。
ひろし:なにを言ってるんだ、すごくまずいよ。
解説続き
このように、「ばり」の後に続く言葉は2文字に略されるのが 一般的です。しかし後に続く言葉が長い場合などは略されない こともあります。また、地域によっては後に続く言葉に関係なく 略さない(つまりただ「ばり」をつけるだけ)こともあります。
「ばり〜〜」の例

ここで「ばりちろ」は福岡市内でも限定された地域(中央区と城南区の 一部)でのみ用いられています。「おもしろい」が「おんちろい」 そして「ちろ」と省略された結果です。
それでは、以上のことを踏まえて、練習問題と認定問題をどうぞ。
練習問題
Lesson 5 認定問題
●あなたについて
●問題1
次の日本語の会話を博多弁の会話に正しく訳したものを 次の中から1つ選びなさい。

日本語の会話
  1. ふくこ:ひろしって、超バカ。
  2. ひろし:だけど力はとても強いぞ。

  1. ふくこ:ひろしって、がばバカ。
  2. ひろし:じゃっどん力はがっばいつよかばい。

  1. ふくこ:ひろしって、べりーバカですねぃ。
  2. ひろし:ばっと、力はべりーつよですねぃ。

  1. ふくこ:ひろしって、ばりバカ。
  2. ひろし:ばってん力はばりつよばい。


●問題2
次の博多弁の会話を日本語の会話に正しく訳したものを次の中から1つ選びなさい。

博多弁の会話
  1. ふくこ:この宿題ばりむずばい。
  2. ひろし:うえ、ばりきつ。わからんばい。
  3. ふくこ:ばってんあの先生ばりこわやけん、やるだけやっとかんと。
  4. ひろし:うえー、ばりすかーん。

  1. ふくこ:この宿題とてもむずかしいよ。
  2. ひろし:うわ、超きつい。わからないよ〜。
  3. ふくこ:だけどあの先生超こわいから、やるだけやっとかないと。
  4. ひろし:うわぁー、とてもいやだー。

  1. ふくこ:この宿題とてもむずかゆいよ。
  2. ひろし:うわ、馬力っ。わからないよ〜。
  3. ふくこ:だけどあの先生超こわいから、やるだけやっとかないと。
  4. ひろし:うわぁー、めちゃいやだー。

  1. ふくこ:この宿題とてもむずかしいよ。
  2. ひろし:ぎゃわー、むずかしぃにゃー。わからないんじゃよ〜。
  3. ふくこ:だけどあの先生超こわいから、やるだけやっとかないと。
  4. ひろし:ぎゃわー、陰謀じゃよー。


●何か一言コメントをどうぞ

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はい、どうもおつかれさまでした。また、次のレッスンでおあいしましょう。



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